2010年3月15日月曜日

スキー三回目~





















今回が今年の滑り納めです。日数は少なかったですが、とてもよいシーズンでした。


さて、今回の目的は、まずは本場でワールドカップを見ること、です。

時間が取れたら、自分でも滑る、なんせスキーするのは二日間という、なんともぜいたくなスキー旅行です。

でも、相変わらず、事前準備が悪く、というより、まったく下調べしないで現地入りしました。

ふつうは宿で、少なくともスキー場やスキーバスに関する情報はゲットできるはずなんですが、今回はバス停の場所を教えてもらっただけ…

どこに行けばスキーができるのかも分からず、とりあえずバス停に行き、そこにいたおばちゃんにスキーはどこで出来るのか聞きました。

彼女はとても親切に、片言の英語で教えてくれました。その言葉を頼りに行ってみると、スキーのジャンプ台がありました。

私、ジャンプはやらないんだけどなぁ…

その横では、何やら一生懸命コースを整備している!!!

こりゃ、ワールドカップだ、スラロームだ!!と思い、近くにいたおじさんに聞いてみました。

すると、明日SLがあるって。 どうすればいいのかわからなかった、ワールドカップの情報が取れました。やったね、ウフフ。

スキーができる場所も聞いて、バスでまた移動しました。
宿を出でからすでに1時間半経過。
でも一人だから、半日滑れば十分、とツークシュピッツェ鉄道の駅に到着。
ここでもどこでスキーができるのか分からず、色々聞いてスキー場はガルミッシュクラシックと、ドイツ最高峰のツークシュピッツェの所があり、この二つはつながっていないということでした。
クラシックより新しくて、高いところがいいだろう、と迷わず一番高いところを選びました。
後でよく調べたら、カンダハーバーンはクラシックにあり、この日はこちらで大会をやっていました。
ホントに下調べは必要だと痛感しました、後になってから。
でも、まぁドイツで一番高い所に行く登山鉄道にも乗れたから、良しとしましょう。
というわけで、1日(実質半日)は自分でスキー、次の1日は念願の大会観戦となりました。
この日のスラロームは、ついにロジ・ミッターマイヤーの息子のフェリックス・ノイロイターが2本目まくって優勝しました。
ドイツ人たちの大騒ぎぶりはすごかったです。ダンケ・シェーン!!と、アナウンサーも興奮していました。
マリアも優勝したらどんなことになっていたのか……ちょっと残念でしたね~。
今年は、もうたぶんスキーはできないでしょう…
来年を楽しみに、体力低下を挽回しようと思います。

2010年3月8日月曜日

再び、スキーへ











体ボロボロになって帰国して、一週間ちょっと体を休めました。

でもその間もちゃんと仕事しましたよ~。
週末学部の期末テストをこなし、採点、評価もちゃんとしました。
仕事の話は、また別な機会に…

さて、スキーですが、今回はちょっと優雅に、インスブルック観光も入れてみました。
さらに、今回はぜいたくにも、飛行機でインスブルックまで行きました。
空からの雪をかぶった山々の眺めも乙なものでございました。

空から見て思ったこと。オーストリアって、日本以上に山ばっかり。

インスブルック初日は、仮装した酔っぱらいだらけ。お店や博物館も全部閉まっていて、ただその仮装と酔っぱらいを見る観光になりました。
でもなにやらみんな、とても楽しそうでした。誰かと一緒にいたら、絶対自分もビール買って一緒に騒いでいたかも…
二日間、テレビでオリンピック観戦も兼ねてインスブルックにいて、それからストゥバイタールという、ここから一番近いスキーエリアへ行きました。

バスでインスブルックから宿のある村までおよそ小一時間。
バス停で降りて、さて、宿はどこかしらん?とキョロキョロしていたら、子供を連れた女性がにこにこしながら近づいてきました。宿の人がバス停まで迎えに来てくれたのでした。あら、感激 (^o^)
宿はバス停から近いので、このあとからのスキー場に行くのにもとても助かりました。
この日は村をぶらぶら散策して、明日からのスキーに備えるべく、ここでもスキー学校に行きました。
でもここのスキー学校は金、土曜が休みということで、私は日、月の二日間だけスキー学校にはいることになり、それまでの二日間は一人で滑ることとなりました。
翌日、ちょっと緊張しながら、標高2000Mをこえるストゥバイへ。
なんと!! 強風のためにスキー場が閉鎖!! 
情報を集めて、少し戻ったところのスキー場ならやっていることが分かり、そちらへ移動。
一人だったので、午後から三時間休みなしに滑ったら、それでもう十分になってしまいました。
どうも体力低下が著しい…なんとかせねば…
翌日も天気が芳しくない。とりあえずストゥバイはやっていたので行ったけど、雪で何も見えません。
雪がどんなに良くても、なにも見えなきゃあまり楽しくありません。
しかも一人だから、やっぱりさみしーい。スキーは皆でするのが楽しい、とつくづく思いました。
3日目はきれいに晴れました。
晴れただけで、きのう凹んだ気持ちはどこへやら、しかも今日からスクールなので、いろいろ連れて行ってもらえるぞ!!とルンルンウキウキです。
クラス分けをした時、うーんいろんな所に行けるのか、一抹の不安が…
レベル差がちょっとあったけど、ホントにこっちの人は強いですね。
深雪も何もよろよろしながらもちゃんとついてくる。すごいの一言ですね。
この日は、極上を通り越した究極のパウダー!!!
イントラも、今日はスペシャルだと言っておりました。
とにかく、人の滑った跡も気にならないくらいに軽い!!!
まるで片栗粉か粉砂糖の中で滑っているみたい…あぁ、今思い出してもうっとり…ずるっ、ああっ、よだ○が…
次の日も快晴。やっぱ行いの良さかしらん、ウフフ。
この日はさらに三人追加になり、みんなで楽しくゲレンデ巡りをしました。
きのうの極上パウダーは一日にして、かたいウインドクラストになっていました。
ちょっと難しい条件だったけど、緩斜面だったこと、今回ずっと気をつけていた谷荷重を意識したことが幸いして、サンアントンよりも何とかまともに滑ることができました。
寒さも思ったほどは感じず(でも、-15℃くらいでした)相変わらず、身体ボロボロになったけど、楽しい、楽しい旅行でございました。
長々と読んでくれて、ありがとうございます。