2010年5月1日土曜日

高校の卒業式
















昨日、四月三十日は高校の卒業式でした。

たまたま私が担当したのが三年生だったので、卒業式の時に日本語選択科目の修了証を授与することになりました。もちろん、着物を着て ❤

こちらの卒業式は、日本のそれとはだいぶ違っています。
卒業証書授与、という行事がないので、校長先生や数人の先生方の挨拶(これもとても短い)の後、成績優秀生徒の表彰があります。
こちらの高校は六段階評価ですが、最高の六は、ただ成績が良いだけではだめで、何か貢献したり、テスト以外で何かプロジェクトをやった人にだけ送られるのだそうです。

日本語選択の学生たちの何人かも優秀者で表彰されていました。
日本語とは全然関係ないけど、知っている学生が表彰されるのを見るのは、うれしいもんですね。

その後、在校生によるアトラクションがあります。
アトラクションはぜんぶ学生が仕切っていて、とても楽しかったです。
卒業式が楽しいというのは、いいですね、私はとても好きになりました。
先生方の歌もあり(完全にカラオケのノリでしたけど)、みんなでCeremonyを作り上げている感じがして、よかったです。

去年の十月に大学の始業式に出席し、今回は高校の卒業式に出ることができ、貴重な体験ができ、嬉しい限りです。

三年生はこの後マトゥラと言われる、日本のセンター試験のようなものを受けます。この成績で、国立大学(学費ただ)に行けるかどうかが決まりますから、真剣です。
将来日本語をやる学生は今回はいませんが、とにかく頑張ってほしいものです。

同僚のNさんは、『この時期に卒業式ってピンとこない』と言っていましたが、私は行事の雰囲気があまりにも違うので、異和感すら感じませんでした。
鈍いんだか、環境順応性が高いんだか…わかりませんね~ ( ・(工) ・) ふふん 

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