2011年3月4日金曜日

学生からの解任通知

ほんとにびっくりしました。
いきなり学生から、『あなたはもう私たちの先生ではありません。』と言われてしまいました。
わけもわからず(ほんとに未だにわからないのだけれど)、あら、そうなの?という感じで、授業からおろされてしまいました。
あとから理由を確認したところ、自分たちにはポーランド語で授業してくれる先生が必要だから、とのこと。私が教えているのは日本語だけど、確かに媒介語で英語を使ってしまうので、英語がわからない学生には不公平に感じたんだろうなぁ、と反省しました。これからは、直接法のやり方をもっと勉強しなければ…
でも、でも、ずーっと引っかかったままでいることが一つあります。
それは、学生からの要望に応える形で担当教師を替えたのは、学校側が決めた方針だから仕方ないとしても、その決定事項について、当事者の私には何の連絡もなかったことです。
ふつう、両方に伝える、と考えるのは、ジャパンスタンダードなんでしょうか…
とにかく、教室に行ったら、学生から、言われたのって、すごいショックでした。
先に言ってくれよ~、と心底思いましたね。
実は以前にも、他の人でしたが、同じようなことがこの大学でありました。
お世話してくださる先生からは、『この大学の体質だから、しょうがないよ』といわれましたが、日本人として、こんなのありえない、というのが本音です。
実際には私の担当が減って、他の先生の担当が増えるわけですから、大変なのは突然割り振られた先生で、この先生には、不徳の致すところで、本当に申し訳なく思っています。
それにしても、一度学生からの要望で担当教師を替えたのだから、また要望が出れば同じことをする?
等々、色々考えると、来年?????
これがこの学校特有のものならまだしも、ポーランド人の気質に関係するかもしれない、となったら、私にとって、郷に入りても、郷に従えない部分になります。

0 件のコメント:

コメントを投稿